東ドイツ時代には各地にナローゲージが点在していて、今でもその多くが保存鉄道として残っ
ています。私はその中でHarzquerbahn・Selketalbahn・Mecklenburg ischebahn・
Hettesteadtの4ヶ所を訪れたことがあります。(DRの正式名称はわかりませんが)
一つ目はGernrodeーAlexisbadー Harzgerroder・Strasbgを結ぶSelketalbahnです。
1983年にStrasbergとStiegeがつながり現在ではHSBの一部となっています。
二つ目はWerningerodeーNordhausenを結ぶ現在のHSB(Harzer Schmalspurbahnen)
鉄道Harzquerbahnです。当時は西ドイツとの国境付近を走るため、線路脇には銃を持った軍
人が配置され撮影できる状況にはありませんでした。
三つ目はBadDoberanーWestを結ぶMecklenburg ischebahnです。ここは併用軌道の
区間が1km近くもあり、鐘を鳴らしながら走行する姿にはとても感動しました。
四つ目はGusten近くのHettestadtにある炭鉱鉄道です。1982年春に車窓から確認したの
で目星をつけその秋に訪れたのですが、工場入り口付近で3時間ほど粘りましたが汽笛は聞こ
えるものの1枚も撮影することは出来ませんでした。紹介されたことのない専用鉄道でした。
五つ目以降のRugensche kleinbahn・Lossnitzgrundbahn・Weisseritztalbahnは東西ドイツ
統一後に訪れたものです。ドレスデンあたりは東独時代もうろうろしていたのですが・・・・。