1981年東独国鉄(DR)はオイルショックにより機関車が不足し、一旦引退した石炭焚きの蒸
気機関車を大量に復活させました。大学3年生だった自分はろくに英語もしゃべれないのに、
先輩から現地でのビザ取得方法を聞きひとり東独へ旅立ちました。
当時、DRの本線上には01.15、01.20、41.10、44.15、50.35、52.1、52.80、86.15が
残っていましたが、残念ながらNativeな01型には出会えませんでした。01型は1512・1514
・2137・2204号機が確かにRostock・Magdeburg・Saalfeltあたりで稼動していたはずな
んですが・・・ その後2度ほど訪れましたが、1988年10月末Halberstadtの50.35型が火を
落としたのを最後にナローゲージを除き完全無煙化となったようです。