1990年代になると世界中からネイティブな蒸機は急激に減っていきました。そのような
状況の中で、現役で本線上をがんがん走っていたのは中国とインドだけでした。1990年
にインド、1995年に中国を訪れたのですが、中国訪問はちょっと遅かったようです。既に
勝利・人民は姿を消し、躍進・PL2・解放も風前の灯火で前進・建設・上遊が中心となっ
ていました。
旅の予算が少なかったことから全くの個人旅行だったので、乗車券ひとつ取るのも苦
労しました。ガイドなし、アポなしでよく目的地を回ってこれたもんだと思います。承徳・
阜新等の机務段も突然の訪問にもかかわらず快く撮影を許可してくれました。